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2015/02/12

ささえるしゃべり手 続 FM三重

三重県の津市。北は工業地帯の四日市、桑名、南は日本の最上級のパワースポットとして人々を集める伊勢、また観光の志摩。この南北を分ける中間にある津市。海の向こうには伊勢湾が広がり、すぐ向こうに知多半島が見える。
名古屋の放送局の電波がまともに入り、放送局は独立U局のテレビ局とエフエム局の二つがある。
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今回お邪魔したのは、そのラジオ局のほうだ。FM三重さんは津市の住宅街にある。
この局では、朝昼夕のワイド番組をアナウンサーがディレクターを兼ねて一人でやってる。さすがにマイクから離れられないので、写真の奥に見えるのは、スタジオの外から原稿などをもってくるひとが。

完全にアメリカ型ですね。もう10年以上やっているそうだ。ちなみに万事ミスに目くじらが立ちやすい日本の標準は、アナウンサー スタジオ内男女各1 外にディレクター1 音声技術1(放送への送り出しや、そのほか)そのほか外部との電話受け1~2が標準だった。

もっともラジオ局の現場省力化・合理化でずいぶん前からアナウンサーのディレクター化などが進んだけれども、また ラジオの生ワイドをいかにして少人数で放送出来るかが模索されてきましたが、なかなか、ここのFM三重さんほど徹底したところはないような気がする。

1人アナディレクターをここまで徹底的に定着させていることに 関心しました~~。
ちなみにこの局地元密着を徹底してかかげ、地元の聴取率調査で結構支持を受けています・・。
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西本亜裕子さんは、HFM三重の看板アナウンサー・ディレクター。
ディレクターということは、調整卓に座って、CM収録のテクニカルディレクターもする。

もちろん外部でのMC司会も。
直接的な営業活動をしないだけで、かなりの幅をこなすスーパータレントだ。
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今回お邪魔したのは、CMの収録関係で。
ハイパワーな元気さ全開でした。
西本亜裕子
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ちなみにFM三重さん、全体の営業収益に占める地元クライアントからの広告費がしえる割合が9割。
そして、この数年エフエムローカル局の経営環境が厳しい中、コンスタントに悪くない決算を続けているということです。
しゃべりてが地元に支持されること、放送が好きで放送の現場をささえるエネルギーがあることは、大事なことですね。
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2015/02/07

支えるしゃベリ手たち続報 熊本MEGUさん

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各地で、メディア・放送を支えているしゃべりて達。その方々にお会いするたびに、マイクを通じてしゃべることが大好きなことが、聞く人に支持されていることを教えられる。
今回は熊本のMEGUさん。
ラジオ・テレビで活躍するパソナリティー・タレントさんだ。
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今回は FM局さんで収録。スタジオは、調整卓としゃべり手の卓の間に仕切りがないブースなので、収録中は音がたてられないので緊張する。
収録に緊張は向かない。MEGUさんは、愛嬌たっぷりにスタジオの雰囲気まで作っていく。
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しばらく、お子さんの出産で番組の仕事を休まれていた。
昨年末から復帰して、今年は熊本で活躍が期待される、大型タレント・パーソナリティーだ。
2014/05/08

大きく変わるラジオ業界の新年度

ラジオ業界の激動 が文字通り新年度から始まる・・。

この春までに大きなびっくりニュースが走ったのは、岐阜のエフエム放送だ。エフエム岐阜

累積赤字を克服できず、系列で強化を強めるエフエム東京が実質新会社を作り、エフエム岐阜が発足した。ラジオ単営のローカル局にとっては、大きなニュースだった。

基本的に ラジオ単営局のローカル放送局の経営的苦境は変化していないことを印象づけた。こうしたなかでラジオの大きなネットワークであるJFNは、系列の強みを表面に出してネットセールスを展開、東京での競争力を上げている。ただローカル局の不満は依然として弱くはないが、地方のラジオ収益に浮揚の要素がないため、こうした構造を変化させるきざしはない。

こうしたなか今年は radiko の全国聞き放題放送がなじまった全国の放送が聞き放題 これにより もちろん有料(月額350円)だけれども全国のラジオが聞けるようになる。結構加入者も伸びているらしい。もっとも 大阪MBS や 鹿児島MBCなどは 加盟していないので聞くことはできない。
これも、県域放送の概念が完全に取っ払われて、もしローカルの人気パーソナリティーや番組が、どこからでも聞こえることとなる。
放送局の幕藩体制は考え方も制度も消えた。

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(札幌のラジオテレビ兼営局 ・・本文とは関係ありません)

さらにAMのFM化が今年からでも実施の動きとなっている。いわゆるAMのFM転換だ。

放送関係者の話だと、FMは猛烈に反発したが、AMは 総務省から公共性と災害報道を錦の御旗に公金投入を獲得。一部エリでは、実行段階に入っている。
もっともAM局側から言わせると、初期投資の一部を税金から負担されるわけで、それ以降のランニングコスト、アンテナ家賃などは、局側の負担になり、売上が当面すぐに見込めない以上 「持ち出し」の見通しという。

ただ、AMから見れば、それまでのAMの周波数に加えて、移行期は FMのチャンネルの高い位置?くらいになるのか、別のチャンネルがもう一つ増えるわけだから、単純にいうと 聴取者の接触チャンスを大幅に獲得できるチャンスとなる。また、音質でいっても、たとえば ナイター中継を自社のFMはでききましょうというわけだ。
 ただ現在のラジオだとチューニングゾーンからはみ出すので、一昔前に見かけた一部テレビの音声が聞こえるようなラジオが必要らしい。

これにたいしては、FM側からは猛烈な危機感が出ている。もちろんエリアにもよるけれども、都市圏のAM局はラジオテレビ兼営局が多く、テレビは数年前のリーマンショック以降の時代から比べると、相当の利益を上げている。もともtp企業体力自体が比べようもないところに、ほとんどが単営で厳しい経営環境にあるFMの土俵に入ってくるというわけだ。こうしたAMのFM化は 東京 福岡 秋田 ほかで進んでいると聞こえている。


もう一つは ラジオデジタル化だ。V-LOW 帯でのデジタル化

どうも九州ではFM局を中心に今年から実施段階にはいるらしい。
ただ、なにを どう放送するのか、収益モデルは?など 何一つ聞こえてこないのは 決まってないのかもしれない。これも何もかも未知数だけど、チャンネルだけは増えるということらしい。

こうしてみると、今年度はラジオ業界はまさに激動となるだろう。

ラジオは絶対に生き残るし、その可能性は・・!

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ローカルの放送局で一緒に仕事をさてもらうと、ラジオ好きのパーソナリティーが頑張っているのがよくわかる。写真はこの晴いっしょに仕事をした、札幌のラジオパーソナリティーようへいさんと局アナの松原さん。(ことし3月 局スタジオで)


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写真は 福岡の著名なパーソナリティー 鬼橋さんと加藤純也さん。(ことし3月 局スタジオで)

ラジオで育ってラジオを盛り上げている人が、北にも 南にもいるのだ・・。

いまのラジオ放送は誤解を恐れずにいうと 電波の通販カタログ化しているということだ。本編とCMが切り分けれらない世界になりつつあるなかで、こうした手練れのパーソナリティーの人たちは、それぞれに局の売り上げがくっついている企業パブリシティーやなまCMを 見事にやってこなすのだ。その自然さは 達人といっていい。

一般にアナウンサーのイメージは話す人だけどもラジオのパーソナリティーは、局の営業要請をどこまで番組の勢いや築いてきた番組の特徴 おもしろさを壊さずに「営業的な要請を消化する」かだ。

たとえば、おの写真のパーソナリティーのクラスだと、ゲストでそういう人が入ると 適度にいじり 適度に持ち上げ 聴取者にさりげなく 「きかせてしまう」のだ・・

ラジオの通販プログラムを「本編化」する あるいは 「本編化化粧」する 「変換器」ともいえる人たちを抱えている局 大事に増やしている局ほど、伸びていく。聞かれないメディアはメディアではないのだから・・。

ラジオの激動が植われる中で、こうした 現場の一番最先端で、文字通り 喋りを変換する人たちのソフトを再編成して、この観点からラジオを見直す議論が起きればいいと思う。
2013/06/17

最近 いろんな放送局にお邪魔すると~ラジオ事情~

つゆの時期が始まってのこと、九州を回ってきた。仕事関係で放送局のスタジオなどにお邪魔することが多い。

東京で入ってくる情報は、データ的なものが多く、それなりにいろんな動きがわかる。

続けてラジオの話題だが、AMがFMに転換するという大きな流れにあるらしい。このことで、ラジオを聴く人が減っていていると言われてる状況に歯止めがかかるかどうかは不明だが・・・。

ラジオの未来については、10年来言われて久しいが、最近の動きをいくつかまとめると間違っているかもしれない聞きかじり情報も交えてまとめると次のようになる。

○ 売り上げは全体的に反転拡大の気配はない

○ ネットワークが政策的に一定の成果を収めているのは、某FM系列だけで、あとは ネットワークが集中的でないため、セールスで遅れをとっている。
  関東のラジオ局はほぼ、ネットワーク局より 関東ローカル局へ移行していると思われる。

○ 東京で昨年移行、タイムセールスが苦戦している。そのためタイム物件のばら売りなどの激しいセールスとなっている局もある。今後もこの傾向が進むのではないか。

○ローカルは、複数局の設置エリアは営業的にもかなり頑張っているが、拡大の傾向が見えてこない。一部 AM単独局エリア 広島 宮城 静岡あたりは 売り上げも踏みとどまっていると言われる。

○AMは 設備投資額の小さなFMへの転換の道をいく大きな方向がきまったらしい。

○クライアントのネット離れは 一部FMを除いてその傾向が進んでいる。


・・・・・ざっと叱られそうな話も含めて乱暴にまとめるとこんなところだが、地方出張して放送局をのぞくと、放送の現場が今地域でどういう役割を果たしているのか、考えさせられたり、また実感する。

その2 (九州の放送局で・・・)

某九州局で (その2  )

少数のスタッフで放送を作っているところが多く、放送が好きな人たちが集まっている。また九州には 特にパーソナリティーの個性的な人も多く、この人たちが放送を通じて、このエリアの人たちとつながっている ことを実感する。

まだ わずかだが、テープでCMなどの収録をしているところもあるが、テープでの収録は以前のやり方で、既にノンリニアが一般的なのだが、音声さんも 技術さんも いっぺんに時間合わせをしないといけない・・。 微調整が効きにくいのだ。

こういう難しい収録技術をなんなくこなす若いスタッフがいたりしてびっくりすることも・・。


仕事柄 放送局の数字と言えば、売り上げとか 広告の伸びとか、業種別の広告費などになりがちだが、放送局の役割は数字ではみえないものがある。

やはり、地域に放送局を設立したときの地域をささえる放送 ~という使命のような~ひょっとして普段はあんまり見えないものが、こうした放送現場に受け継がれてるような気がする。


2012/03/27

ラジオパーサナリティー小島慶子さんのコメントから

あなたにむけてしゃべっています。小島慶子インタビュー

小島慶子さんが、TBSラジオの きらきら を やめるにあたってのインタビューが出ていた。
TBSのきらきらをやめる理由は、「小島:今の喋り方を変えて、TBSラジオさんが聴取率データとして欲しい「まだTBSラジオになじみの薄い40代50代自営業男性」の人が思わず振り向くような喋り方をしてくださいって言うなら、そういう喋りができる人を連れてくるべきなんです」と述べてらっしゃいます。

小島さんは新人のころ TBSの朝の情報番組を担当されていて、そのこと局内でお目にかかったことがあり、さわやかな「大型新人」として話題に上っていた。

そのご ラジオでも活躍されており、赤阪の地下鉄駅でも等身大のポスターを見た記憶がある。

TBSにて 小島慶子さんと  002_縮小済
 (2009年          )


このインタビューで印象的だったのは、ラジオでしゃべるという表現者の誰もがぶつかると思われる以下の2点だ。
①「それよりあんたは何者なの?いいやつなの、嫌なやつなの、真面目なの不真面目なの、面白いの面白くないの?っていう場所ですので、それを精一杯出すと言うこと」

 ーラジオは見えないからこそみえる、というのだろうか。ラジオの先で聞いている、聴取者は、お前はいったい何者名なの~ といつも思っている。しゃべり手にとって、自分はいつもどう考えどう行動しているのか考えさせられる媒体がラジオかもしれない。

②「唯一絶対の正解がないのに、何かを言うのは怖い。そのリスクをとらなくてすむ方法は、文句と悪口。対象は政治家でも学者でも制度でもなんでもいい。とにかく片端から今あるものを批判して、まだここにはない「正解」が自分にはわかっているけれども、バカが権力を握っているせいで実現しない、と言い続ける限り、その人はずっと「実現するべき正義を知っている人」でいつづけられますから。でもそんなの、じつは何も言ってないのと同じこと。今ある本当のことで何かを言うのだとしたら、誰も知らないこと、つまり、私しか知らない私の経験を1サンプルとして差し出すこと以外にないと思う。それが私の身の丈で出来ることです。」
 
 -これはなかなか至言というべきか。みんながどこでも文句を公然といえる権力を行使している、文句をいいつづければ安全という状況にメディアもあるのだろう。
  
  ラジオをクライアントのための媒体の一つとして提案していることを仕事としているが、改めてラジオ媒体を支える、ラジオ人のありようを考えさせられる記事だった。また、正義を知っていることではなく、真に提供するべきは、実はパーソナルな、誰も知らない体験 ということも考えさせられた。
  
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